iOS7.xのバージョンシェアを調べてみました
毎年恒例となっているiOSのメジャーアップデートですが、今年もiOS9のリリースまであと1ヶ月程度となってきました。ゲーム開発も一段落したこともあり、先週辺りから自社アプリのiOS9対応に着手しているのですが、iOS7のサポートをどうしようかなというところで、とりあえず現在の利用状況を調査してみましたので公開してみます。
こちらは弊社アプリのうち、よく利用されている3アプリについての直近1ヶ月の利用状況(from Google Analytics)です。それぞれOSバージョン毎のセッション数とシェアをまとめました。
現在は全アプリiOS7以降のみのサポートとなっているのですが、Best AlbumとiフォトアルバムについてはiOS6で過去バージョンを利用されている方がまだいらっしゃるようです。(Film Storyは初めからiOS7以上のみサポートでリリースしましたのでiOS6はゼロ)
iOS8は出だしの広がりは芳しくなかったと記憶しているのですが、現在既に9割近くの方が利用されており、iOS9リリース後は更にiOS7以下のバージョンの割合が下がっていくものと思われます。
弊社では毎年、古いバージョンが5%を切るとサポートを終了して、直近の最新2バージョンのみをサポートバージョンとしています。ただ今回は、iOS9からiPadで画面分割ができるようになってレイアウト周りが色々ややこしくなったり、iOS8から利用できるSize Classを使って今風にコードを書き直したいなという思いもありますので、今後アップデートするバージョンに関しては、iOS8, 9のみ対応にしようかなと考えています。
開発する分にはiOS7以降サポートでもいいのですが、テストが面倒くさいのですよね..。あとは現在のAppStoreは利用しているiOSに対応している最後のバージョンのアプリをDLすることができるので、現在iOS7で安定しているアプリについては触らずにそのままにしておく方がよいとも思います。