AppStairがアプリの運用で利用している解析系サービスなどを紹介します!
現在弊社ではiOSアプリを10本運営しているのですが、色々開発していく中で利用している外部のサービスも増えてきたので、まとめてみることにしました。数字はぼかしていますが、実際の利用画面も公開します。
解析サービス & その他
appfigures
AppAnnieと同様のアプリ解析サービスです。主に各アプリのダウンロード数やランキングを把握するのに利用しています。全体的な使い勝手やデザインのテイストが好みなのでAppAnnieではなくappfiguresを利用しています。月に$18くらい支払中。
SearchMan
アプリのASO対策として、キーワード選定や検索順位をトラッキングするために利用しています。以前は無料だとPV制限があったので有料版にしていたのですが、現在では無料版でも十分に利用できる感じになっています。
Google URL Shortener
短縮URL作成サービスは色々ありますが、なんとなく使い始めたGoogleのサービスをずっと利用しています。各アプリからの誘導や、自社広告の効果測定用に利用しています。効果測定の詳細ページも確認しやすいので便利です。
fabric
Twitterが提供しているモバイルSDKのパッケージ。以前から利用していたクラッシュ解析サービスのCrashlyticsがこちらに統合されたので、fabricに移行してCrashlyticsのみ利用しています。iOSもAndroidも両方行けるので便利です。
WordPress
アプリ内のヘルプページは全てWordPressを利用して作っています。以前はDropboxのPublic配下にHTMLを置いてDropbox運用をしていたのですが、数が増えてきて更新が億劫になってきたのと、正確にアクセス数を知りたくなってきたので全ページ(200p程)移行しました。
ヘルプを見なくてもパッと見でわかるUIというのがベストなのは言うまでもありませんが、それでもヘルプにFAQを追加すると問い合わせが激減したり、全アプリ月間で30万PV程ありますので、ヘルプ運営もかなり大切だと思っています。
アドネットワーク
adfurikun
1年ほど前からアプリで利用する広告はすべてadfurikunに統一しました。こちらに統一することで広告周りの収益もアップしています。また、自社広告も扱い易いし、サポートもすぐに対応してくれるので大変使いやすいサービスです。
goodAD
インプレッションに対して収益が発生するアドネットワークです。最近導入をはじめたので色々と実験中です。
pop ad
こちらはまだ利用していないのですが、ちょっと気になっているサービスです。
自社管理サイト
利用しているサービスとしてはメジャーどころが多いと思うのですが、アプリを複数運営していると、それぞれのサービスにアクセスして、アプリを選択して、といちいち見に行くのが大変面倒になってきました。そこで弊社ではとりあえずこれだけ見ておけばOK、という自社管理サイトを開発しています。
Download & 売上確認
最大1年間のスパンで、それぞれの数字の動きを把握できるようにしています。また、iTunes Connectの会計カレンダーに沿う形で、各月の収益がすぐに分かるようにしています。appfiguresのAPIを利用してデータを取得しています。
レビューチェック1
AppStoreのページをスクレイピングして、全アプリの最新レビューをすぐに確認できるようにしています。また、不具合レビューに関しては、この一覧から直接チケットを起票できるような仕組みになっています。
レビューチェック2
全バージョンのレビュー数と、現在のバージョンのレビュー数が一目で分かるようにしています。とりあえずこのページだけ見れば自社アプリの評判は把握できます。
バックログ
不具合や要望などのチケット一覧です。以前はBacklogやGithubのissueなどを利用していましたが、上記のレビューとシームレスに接続したかったこともあり、独自に開発しました。
アプリ詳細
アプリのレビュー分布(星4以上が何%あるか)や、各数字を把握できるようにしています。レビューはAppStoreスクレイピングで取得、UUはFlurryのAPIから取得、DLやランキングはappfiguresのAPIから取得しています。
と、弊社ではこのような感じで日々アプリの数字を追いかけつつ運営しています。自社管理サイトに関しては一般公開しようかなと考えたこともあるのですが、マンパワー不足のため今のところはそっとしています。