プログラミングノート

一からものを作ることが好きなエンジニアの開発ブログです。

もうすぐiOS6、ユーザーが利用しているiOSの端末とバージョンのシェア比較

いよいよiOS6が間近に迫ってきました!毎年この時期になると開発環境のバージョンアップもあり、古いOSの対応をどうして行くのかが悩みどころですよね。


これまではそら案内 for iOS のアクセス解析結果に見るiOSの世界など参考にさせて頂きつつ決めていたのですが、弊社アプリのデータも溜まってきているので、iフォトアルバムでの解析結果をまとめたいと思います。


データは2012/8/13〜2012/9/12までの直近1ヶ月分のGoogle Analyticsのデータです。無料の写真アプリですのでユーザーの層にはあまり偏りがないかと思います。

デバイスの分布


まずはデバイスの分布ですが、iPhone4/4Sが7割以上を占めています。iPadは全ての端末をまとめていますが、全て総合するとRetinaディスプレイの端末が8割近いです。


iPhone3GSはまだ多いのかなと思っていたのですが1%弱しかありません。そろそろテスト端末から外してもいいかもなという感じす。3Gに関してはほぼ0です。Best Album、iフォトアルバム共にまだ3Gをサポートしているのですが、そろそろ終了時かなと思います。


こちらがAnalyticsの詳細データです。


iOSのバージョン分布


次にバージョンの分布です。こちらもほとんどのユーザーが既にiOS5以上のOSを利用中なことが分かります。iPhone3Gの最終バージョンが4.2.1、去年iPhone4を購入して一度もアップデートしていない場合なども4.2.1です。あとは、iPadの初期OSが4.3系ですので、iOS 4.3系はiPadが多いと考えられます。


各端末で利用できるバージョンについてはDropbox - iOS_Support_Matrix_AUTUMN2012-2.pdf - 生活をシンプルにの資料が分かりやすいです。


こちらもAnalyticsの詳細データを。


今後のサポートOS

  • 新しく開発するアプリについては全てiOS5.0以上で統一(iOS6が出てしばらくしたら5.1に上げてもいいかも)
  • iOS4.2系、iPhone3G(armv6)についてはサポートを終了

みたいな感じで行こうかなと思います。