プログラミングノート

一からものを作ることが好きなエンジニアの開発ブログです。

携帯アプリ開発フレームワークMokitをバージョンアップしました。

Doja, MIDP版ともにバージョンアップしました。今回は全般的に構成を見直したため前回までのバージョンからパッケージ名、クラス名が大幅に変更となっています。


新たに追加した機能としては、音声再生やプロパティファイルの利用機能があります。あとは今回のバージョンでMIDP版にもDoJaと同様の画像関連メソッド(透過や切抜き描画など)を追加していますのでエミュレータ上ではあまり不自由なく開発できるかと思います。


プロジェクトページ
https://sourceforge.jp/projects/mokit

機能

下記クラスを提供します。

mokit.ui

BaseCanvas キャンバス共通のメインクラスです。
BaseMain アプリケーションのメインクラスです。
Device 端末情報、機能にアクセスするための機能を提供します。
G グラフィック、フォントに関連する機能を提供します。
MktFont フォントに関連する機能を提供します。
MktImage 画像を扱うための機能を提供します。
SoundData サウンドデータを管理する機能を提供します。
SoundPlayer サウンドデータを再生するための機能を提供します。


mokit.io

HttpManager HTTP通信を行うための機能を提供します。
PropertyReader プロパティファイルを利用するための機能を提供します。
StoreManager スクラッチパッドを操作するための機能を提供します。


mokit.util

ByteUtil Byteデータを扱うための機能を提供します。
DateUtil 日付データを扱うための機能を提供します。
DebugUtil ログを出力するための機能を提供します。
StringUtil 文字列を処理するための機能を提供します。


mokit.exception

MktIOException mokit.ioパッケージの例外を定義します。
MktUIException mokit.mediaパッケージの例外を定義します。

サンプル

リリースファイルにはブロック崩しのサンプルが含まれています。ゲームとして微妙な箇所はありますが、キー操作や画像操作関連を参考にして頂ければと思います。